基本的に防音ガラスは、故意に壊そうとしない限りヒビや割れるということはないと思われています。
しかし、中には理由が不明で割れてしまったというトラブルに見舞われた方もいるでしょう。
そこで防音ガラスの割れのトラブル原因について紹介します。
・防音ガラスの特徴
防音ガラスは、ガラス強度が通常の物に比べると非常に高いです。
この理由は、ガラスとガラスの間に特殊な膜を入れることで音を減衰させているためです。
これにより線路沿いなど外部からの音の遮断、ピアノの音や赤ちゃんの鳴き声など内部からの音を抑えるのに有効です。
・防音ガラスが割れる理由は様々
ガラスが割れる理由には、強い衝撃や温度差や経年劣化といったことが関係していることもあります。
他にも、自分の知らない間にガラスに負荷が掛かり割れてしまう場合もあるでしょう。
・防音ガラスが割れる理由①経年劣化
どんなに頑丈できれいなガラスでも、長年使用していると傷んでしまい少しずつ劣化していきます。
小さな傷やヒビが経年劣化により増えていき、ガラスが割れやすい状態となっています。
このようなガラスは、軽い衝撃を与えただけでも割れてしまうことがあります。
そのため何も異常が無いガラスが突然割れたと感じることもあるのです。
・防音ガラスが割れる理由②飛来物
ガラスは強い衝撃を与えると割れてしまいます。
これは故意では無く、飛来物が原因で割れてしまうことが大きいです。
例えば風で飛ばされたごみや小石などがガラスに当たり割れてしまうこともあります。
また鳥などの生き物がガラスにぶつかり、これによって割れることもあります。
そのため自分に責任がなくても、外からの強い衝撃でガラスが割れてしまうのです。
台風などの災害であれば備えも可能ですが、予期せぬ飛来物で割れてしまうのは防ぎにくいでしょう。
防音ガラスは通常ガラスよりも高い強度を持ちますが、割れてしまうことがあります。
中には「ガラスが勝手に割れた」と感じることもありますが、ガラスが割れる原因には何かしらの理由があることを覚えておきましょう。