私たちの生活の中にはガラス製品がたくさん使われています。
特に建物のドアや窓には様々なタイプのガラスが使用されていますが、ガラスは割れると大変危険です。
防音ガラスは衝撃にも強い割れにくいガラスですが、割れた時の交換・修理は通常のガラスよりも難しくなっています。
・防音ガラスの性能
防音ガラスは外部からの音を遮断すると共に、室内側の音を外に漏らさないようにする性能を有しています。
ただ単にガラスのみを防音ガラスにしても、窓枠やサッシに防音対策が施されていなければ防音ガラスの本来の性能を発揮することができません。
防音対策でガラスを交換する場合は、サッシの構造や状況を確認し、最適な状態にすることを考えましょう。
・防音ガラスには種類がある
防音ガラスには、いくつか種類があります。
最も多く使われているのが合わせガラスタイプで、防音効果のある特殊な膜を2枚のガラスで挟んで作られています。
防音はもちろん防火や防災の効果もあり、一般家庭以外に好況施設のガラスにも使用されています。
・防音ガラスが割れた時の修理方法
防音ガラスは衝撃に強く割れにくい特徴がありますが、想定以上の衝撃を受けたり、極めて悪い環境下に長期間置かれているとヒビ割れを起こす可能性があります。
ガラス用のコーキングやテープを使って修理することもできますが、あくまで応急処置で長期間持続することは不可能です。
早めに交換することが求められます。
防音ガラスの割れ替えをするときは、ガラスの破片で怪我をする危険性があります。
破片を取り除くときは切創防止用の手袋や靴を履いて作業するようにしてください。
割れ替えの実際の作業はさらに危険を伴いますので、専門の業者に依頼することが大切です。