日常生活の中で騒音トラブルに巻き込まれることも少なくありませんが、自らがトラブルを起こす側にならないために防音ガラスを設置する家庭も多くなっています。
防音ガラスには多くのメリットがありますが、少なからずデメリットになることもあります。
通常のガラスよりも高額なので、破損した場合の修理方法や費用などを知っておくと役に立ちます。
・防音ガラスのメリット
防音ガラスを設置する一番のメリットは、周辺の雑音を遮断してくれることにあります。
幹線道路や線路が近くにある環境であれば、車や電車の走る音に悩まされる心配が解消されます。
逆に自分の家族の生活音による近所トラブルを防ぐことにも繋がります。
防音ガラスは合わせガラスの構造になっており、簡単に割れないため防犯対策のメリットもあります。
・防音ガラスが破損した場合の処置
防音ガラスは合わせガラスで間に防音対策用の膜も入っているため破損しにくい構造になっていますが、強い衝撃を与えたりガラス面に急激な温度変化が起きるような環境だと、ヒビ割れを起こすこともあります。
ヒビ割れでガラス面に破損が生じた場合は、交換することが一番の対策です。
交換までの間、一時的にヒビ割れが進行しないように処置しておくことも重要です。
ガムテープや養生テープで補修する方は多いと思いますが、ホームセンターなどに行けばガラス補修用のテープがありますので、テープで補修する場合はこちらを使用すると良いでしょう。
・防音ガラスの修理費用の相場
DIYを普段されている方は防音ガラスの修理もできると思われがちですが、通常のガラスよりも防音ガラスは構造が複雑で専門知識を持つプロに依頼する方が確実です。
防音ガラスの修理費用は約3万円からになり、修理内容やガラスのサイズなどによって金額が異なります。
修理依頼をするときには事前に見積もり依頼をして、おおよその金額を知っておくと良いでしょう。
防音ガラスは通常のガラスよりもメリットが多い反面割高で、修理費用も同様に高くなる傾向にあります。
構造を理解し、ヒビ割れや破損を起こさないように対策することを忘れないようにしましょう。