協力店募集 網入りガラスは、通常のガラスよりも防火性能に優れていると言われています。 また網入りガラスは、万が一割れても細かく飛び散りにくい特徴があります。 そこで網入りガラスの防火性能について紹介します。

・網入りガラスとは

網入りガラスは、ガラスの中に金属の網が入ったガラスになります。 本来、ガラスは熱で割れてバラバラに飛び散る性質がありますが、この網入りガラスは割れて飛び散りにくい性質があり、火災時にガラス破片の飛散防止が期待できます。 そのため、割れたガラスによって怪我をする危険が少なくなります。

・網入りガラスの特徴

網入りガラスは、火災などでもバラバラに飛散せず、炎を通しづらい構造のため、大きな延焼を防ぐことができます。 こちら理由で、建築基準法によって防火地域や準防火地域の建築物には網入りガラスを使用することとなっています。 網入りガラスには、網入り磨きガラスと網入り型板ガラスの2種類のタイプが存在します。 ただしガラスが特殊なため、修理や交換に対応できないのが難点です。

・防犯ガラスとの違い

網入りガラスは、ワイヤーが入っていることから防犯用に強いと思われがちですが、防犯目的ではないです。 網が入ることで割れても破片が飛散することはありませんが、強度は普通のガラスと同程度です。

・防火性や耐火性にも優れている

網入りガラスは、防火性や耐火性にも優れているガラスになります。 通常のガラスは強い炎にさらされてしまうと1~2分で割れてしまういますが、網入りガラスは20分以上も炎に耐えられると言われています。 網入りガラスの耐火性性能について解説しました。 網入りガラスは、あくまで耐火性に優れたガラスであって防犯性能には低いガラスになります。 また衝撃時のガラス強度は、割れても破片が飛散することが無いのですが、普通のガラスと同程度です。