省エネの観点からも注目を集めているペアガラスですが、既存の窓ガラスの状態によってもかかる工事内容が変化します。
交換ができるペアガラスも窓枠の厚みによって変化する場合があるので、事前にどのような種類のペアガラスがあるのかを知っておくことがおすすめです。
・ペアガラスにリフォームしたくなった時には
既存の窓をペアガラスに交換したくなった時には、ガラス部分だけを取り換えるのか、サッシごと取り換えるのか、あるいは窓枠から取り換えしなければいけないのかという基本的に三つの交換方法があります。
既存の窓の規格や雨戸との兼ね合いによっても様々なパターンがあるので、まずは取り付けが可能なのかを業者に相談してみましょう。
・ペアガラスの修理方法
ペアガラスは二枚のガラスの間に中空層を設けて防熱・防寒の効果をアップしたガラスとなっていますが、ペアガラスの構造上、片方のガラスだけを取り換えることは不可能です。
片側だけのガラスが割れてしまうとその機能が失われてしまう他、ヒビ割れを放置しておくと、ふとした拍子に大破してしまうこともあります。
もし割れてしまった時には専用の修理用品を使用してヒビを埋めることはできますが、あくまでも応急処置としての対応になるので、すぐに業者と相談して新しい物と交換することが大切です。
・ペアガラスの交換方法
ペアガラスを交換する時には、まず窓枠などのサイズを丁寧に図る必要があります。
ペアガラスは数ミリ違うだけでも価格が変わってくるので、計測についても業者に依頼をしましょう。
その上でメーカーにサイズの合うペアガラスを発注し、それが納品された後に取り付けが行われます。
特に突発的にペアガラスが割れてしまった時などは、交換まで時間がかかってしまうことがあるので気を付けましょう。
既存の窓をペアガラスにリフォームしたいという時には、ペアガラスにも防音や強化ガラスなど様々な機能を持つペアガラスがあります。
どのような機能が欲しいのかを、あらかじめ検討しておきましょう。
