ペアガラスは様々な要因で割れてしまうことがありますが、場合によってはあらかじめ割れを予防することもできます。
長く使用していくためにも、今ある窓ガラスの環境を改めてチェックしましょう。
・ペアガラスが割れてしまう原因は熱割れ？
台風で硬い物が当たった衝撃などでペアガラスが割れてしまうことがありますが、その他に前触れもなくガラスが割れてしまった場合には、熱割れが原因となっていることが考えられます。
熱割れとは、ガラスの中で高温になっている箇所、低温になっている箇所が同時に発生し、その温度差によってガラスの収縮と膨張が重なって割れてしまう現象のことを指します。
大掃除などでお湯を使って窓ガラスを掃除したり、ドライヤーや暖房などの熱風で熱割れが発生することもあるので、冬場の寒い時期は特に気を付けましょう。
・経年劣化したペアガラスは割れやすい？
経年劣化しているペアガラスの場合には、日中太陽に照らされることによって温度変化が起こり、熱割れしてしまうこともあります。
サッシがかかっている部分は温度変化が起こりにくく、ガラスの中央の部分は比較して温まりやすくなるため、どうしても長く使うことによって耐久力に違いでできてしまい、割れやすくなってしまいます。
・熱割れか、衝撃による割れかを判断する方法
熱割れはガラスの周辺部と中心部との温度差によって起こるため、ガラスの外側からヒビが入って割れることが多くなっています。
反対に衝撃による割れの場合、その衝撃を受けた箇所から放射線上に割れが発生しやすくなっています。
台風によって物が飛んできた衝撃で割れてしまったか、熱割れによってヒビが入ってしまったのかによっても対処法が変わってきます。
ペアガラスが様々なトラブルによって割れるリスクが高まります。
直射日光の当たる場所にペアガラスがある方は、特に暖房などが直接窓に当たらないように気を付けてください。
