窓ガラスが割れてしまったりヒビが入ってしまったという以外にも、窓ガラス周りでトラブルが発生している時には、窓ガラスを交換する良いタイミングかもしれません。
新しい窓ガラスに交換することによって、窓周りの機能がアップすることもあります。
・窓ガラスを交換するタイミング
窓の開閉がしにくくなっている場合、窓ガラスを覆っているサッシが歪んでしまっていることがあります。
この場合窓ガラス自体に問題がなくても、サッシの補修や取り換えを行う必要があります。
もし結露がひどく窓の周りにカビ生えやすくなっている場合には、その窓がある環境と窓ガラスの素材が合っていないことが考えられます。
他にも、経年劣化によってガラスの中のアルカリ溶出が溶け出し、ガラスの表面が白くなることもあります。
こちらは機能的には問題ありませんが、見た目を気にする場合には取り換えのタイミングとも言えます。
・窓ガラスを交換する方法
窓ガラスを交換する方法も色々とあります。
例えば、サッシが歪んでしまっただけの場合やガラスが割れてしまっただけの場合には、ガラスかサッシどちらかを交換するだけで大丈夫な場合があります。
もちろんサッシとガラスどちらも交換しなければいけない場合もあるので、窓ガラスの状態によって必要な方法を選んでください。
・窓ガラスと合わせて窓枠を交換することも
窓ガラスだけではなく窓枠ごと交換する方法もあります。
一つはカバー工法と言う、今ある窓枠の上に被せるようにして新しい窓枠をつける方法です。
もう一つがスマートカバー工法と言い、既存の窓枠を外して新しいものに付け替える方法です。
こちらは窓枠から窓の機能を見直すことができるので、断熱性などに悩んでいる方には特におすすめな方法です。
窓ガラスは使用しているうちに、経年劣化によってその機能が落ちてしまう場合もあります。
結露や隙間風など、窓ガラス周りでトラブルが発生した時には取り換えを検討するといいでしょう。